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保育園看護師に求められるスキルは「応急処置」「感染予防」などがありますが、中でも必須スキルは、「コミュニケーション力」です。なぜなら、孤立しがちな一人職種の看護師が、何事もチームで動く保育園の中で自分を生かすには必要な能力だからです。
本記事では、5年間保育園看護師として勤めた筆者が、保育園看護師に「求められるスキル」や「おすすめの資格」について解説します。
保育園看護師に求められるスキル5選
看護師としての経験を活かして働くことは当然ですが、病院とは異なる役割を求められ、初めての場面に遭遇することが多くなります。例えば、
- 応急処置を一人で行う
- ケガ・病状を見立て、説明する
- 子供を病院に一人で引率する
- 救急車に同乗する
などがあります。ここでは、病院勤務とは異なる場面に遭遇することが多い保育園看護師に求められる重要なスキルを紹介します。
① 保育園看護師にとって必須な「正確に聞く力」
保育園看護師にとって最も必要なのは、相手の話を「正確に聞く力」です。保育士は、ケガしている子供を連れてきたら早々に自分のクラスに戻っていきます。看護師は泣いている子を落ち着かせて治療しつつ、子供から状況を聞き出し、保育士の報告との整合性をとることもタスクになります。
時には、周りにいた保育士に話を聞くこともあります。日誌の記録を書くにも必要になりますので、とても重要なことです。
② トラブルを減らすことができる「論理的な会話力」
論理的に説明する会話力が大事になってくるのが、保護者にケガの内容や病状を伝える場面です。ただでさえ忙しい中でお迎えに来る保護者に対して、分かり難く、一貫性のない話をするとイライラしてしまうものです。簡潔に的を射た説明をすることが、保護者の安心感と信頼感へつながります。
安全面への不信感を与えないための重要なファクターになってきますので、「論理的な会話力」はとても大事です。
③ ピンチをチャンスに変える「情報を蓄える力」
保育園では、日常的にケガが起きます。その中で気を付けなければならないのは、「噛みつき」「引っ掻き」です。保育園内にいれば、日常茶飯事であるこの二つですが、保護者にとっては一大事です。「また」「先週も」と不満やストレスが積み重なっていきます。
看護師が先に「先週もありましたが…。」と説明に一言加えるだけで、「ちゃんと見てくれている」と安心感を持ってもらえるものです。
④ 保育士の不満やトラブルを回避する「根拠ある知識・正確な情報を伝える力」
保育園には様々な園から転職してきた保育士がいます。また、保護者にも様々な価値観があります。「前の園でのやり方」を持ち込んで、応急処置や衛生管理の基準がバラバラになってしまうことが多く見受けられますが、身についたやり方を変えるというのは大変なことです。
そのようなときに「○○大学の最新の研究では、△△のように変わった」と、説明することで、理解を得やすくなります。
⑤ 余計なことは言わない「受け流す力」
看護師の居場所は、事務所の一角に設置されている「看護用ベッド周り」ということが多いです。すると、園長や副園長、主任といった管理職の会話に参加することも多くなります。
各保育士への意見やクラスの状況の評価などを聞くこともありますが、親切心から保育士本人に伝えることは慎んだほうがよいです。多くの場合、管理職は適切なタイミングを計っていることが多ため、不要な発言をせず、適切に受け流す力が求められます。

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この4つがあれば大丈夫!元保育園看護師が推すサイト&資格を紹介
自治体主催の研修が充実していればよいですが、保育士向けはあれど看護師向けは充実していないのが現状です。月一の定例情報交換会は愚痴の言い合いに終始して参考にならないこともあります。そこで、筆者が実際の業務で助かったり、参考にした情報元や資格をご紹介します。
① 保育園あるあるの対処法を知れる「全国保育園保健師看護師連絡会」

1990年に全国の保育園看護職が集まって設立された団体です。会員以外にも広く研修会を開催しています。現場の看護師が中心となっている団体ですので、経験談を多数聞くことができます。保育園あるあるを具体的にどうやって対処したかを教えてくれるので、参考になること間違いなしです。園内での立ち回り方の話は他では聞けません。
研修内で参加者同士のコミュニケーションをとる時間を意識的に作ってくれるので、仲間作りにもおススメです。筆者が看護師から園長になったとき、ここで出会った方に後任の看護師になってもらいました。
② 保育園看護師の赤裸々体験談「保育園看護師Labo」

病院看護師から保育園看護師へ転職した経験をもとに運営者の経験を赤裸々に語ってくれています。筆者は「転職前に知りたかった!」と痛烈に思いました。事前に読めば不安感を解消した状態で働くことができはずです。
「こんなときどうする?」や「一般的な保育園看護師のふるまい・考え方」は一読の価値ありです。
③ 古い医療ノウハウを更新「PEARSプロバイダーライセンス」

Pediatric Emergency Assessment, Recognition, and Stabilizationの略で「小児救急、評価・認識・病態安定化」という意味です。自分の「救命処置」や「一時救急」のノウハウが古くなっていないか確認する意味で有意義でした。小さな擦り傷や切り傷への対応も、日進月歩で変化しています。
子供がケガをしたときの保護者への説明時にも「最新のエビデンスによると」と話すことで自分の対応がお墨付きを得ていると示せ、説得力が増すのでおススメです。
④ コミュニケーション不全を解消する「保育士資格」

当然ですが、周りは保育士ばかりです。なにをするにも協力を得なければなりません。ただ、これが難しいです。筆者が悩んだことの大半は、保育士との「コミュニケーション」や「価値観の違い」でした。このコミュニケーション不全を解消するために筆者は保育士資格を取得しました。
同じ土俵に立つことで、今まで見えてなかった保育士としての立場で、保育士とのコミュニケーションが図れたり、子供たちと接することもできます。

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保育園看護師を目指すなら「看護師転職サイト」がおすすめ
保育園看護師として働きたい方は「看護師転職サイト」の登録がおすすめです。保育園看護師は一般求人では数が少ないため、転職サイトを活用することで「非公開求人」や「好条件の募集」を見つけやすくなります。
また、忙しい看護師が一人で転職活動をする場合、「求人探し」「書類・面接対策」「退職手続き」等を自身でこなす必要があります。普段の業務に追われながら準備を進めるのは、時間的にも精神的にも負担が大きすぎます。

看護師転職サイトに登録することでプロの転職エージェントが「応募から入職まで」フルでサポートしてくれます。そのため、忙しい看護師でも重要なことだけに集中して転職活動を進めることができます。ここでは、看護師転職サイトの中でも絶対に登録するべき5社をご紹介します。
1.未経験分野やブランクのある方は「レバウェル看護」がおすすめ

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、求人数15万件以上を保有する業界トップクラスの転職支援サービスです。未経験・ブランクありの公開求人数が全体の約3割を占めており、他の転職サイトと比べても圧倒的に多いです。
また、登録者限定の非公開求人数も多いため、「年収600万円以上」「残業なし」等の好条件の職場が見つかる可能性が高いです。一般の求人では中々出会えない職場で働きたい方は、【レバウェル看護】の公式サイトより無料会員登録をおすすめします。
レバウェル看護 公式サイトへ2.地方の転職なら地域特化型の「ナース専科 転職」がおすすめ

ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)は、登録者数100万人を超える国内最大級の転職支援サービスです。全国12か所に拠点があり、各地域に特化したエージェントの支援があり、地方の転職者から高い支持を得ています。
また、地域に詳しいエージェントが在籍しているので、「施設の内部情報」や「面接官の特徴」を教えてもらえます。地方で働きたい方は【ナース専科 転職】の公式サイトより無料会員登録をおすすめします。
ナース専科 転職 公式サイトへ3.初めて転職する20代・30代なら「看護roo!転職」がおすすめ

看護roo!転職(カンゴルー)は、テレビCMでもおなじみの看護師支援15年、登録者数60万人超えの転職支援サービスです。求職者に寄り添いながら悩みを一緒に解決するエージェントが在籍しているので、初めて転職する20代・30代からの支持が特に高いです。
また、「施設内の人間関係」や「休みのとりやすさ」等、入職後でないと知り得ない情報も正直に教えてくれます。初めての転職で不安な方は【看護roo!転職】の公式サイトより無料会員登録をおすすめします。
看護roo!転職 公式サイトへ4.じっくりマイペースに転職活動をするなら「看護プロ」がおすすめ

看護プロは、看護師支援14年で首都圏・東海限定※の転職支援サービスです。じっくり時間をかけてマイペースに転職活動ができるのが最大の特徴です。
※首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨)、東海(愛知、静岡)
また、入職者アンケートにより「残業時間」「勉強会」「託児所の年齢」「定年後の条件」等、知りうる内部情報を全て教えてくれます。全国対応でない点はデメリットですが、首都圏・東海で転職を希望の方は【看護プロ】の公式サイトより無料会員登録をおすすめします。
看護プロ 公式サイトへ5.最短1ヶ月のスピード転職なら「看護師ワーカー」がおすすめ

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)は、求人満足度No.1を獲得したことがある転職支援サービスです。24時間対応サポートがあるため、夜勤や不規則勤務の看護師の方からの支持が厚く、素早い対応で最短1ヶ月の入職が可能です。
また、転職後も定期的な「アフターフォロー」があり、新しい職場での定着を支援してくれます。夜勤勤務の方、スピード転職希望の方は【看護師ワーカー】の公式サイトより無料会員登録をおすすめします。
看護師ワーカー 公式サイトへ【まとめ】保育園看護師は難しくない!まずは、飛び込んでみよう。
看護師に求められる仕事は、定期的に行われる行政監査に応じたものが多く、すでにフォーマット化されているものばかりですので、大きな心配はいりません。また、慢性的に保育園看護師が不足しているので、重宝されること間違いなしです。
責任は大きいですが、自分の働き方次第でキャリアアップでき、何よりもかわいい子供たちと毎日触れ合える幸せな職業です。ぜひ、チャレンジしてみてください!























